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【第1回】7/20(金)  
社内ブログどんな活用法があるのか「社内ブログの可能性を考える」 |



 

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社内ブログ立ち上げを検討する企業のための
第1回「社内ブログ活用研究会」レポート
| 実施日 |
2007年7月20日(金)14:30〜17:00 |
| 第1回テーマ |
「社内ブログの可能性を考える」 |
| 主催 |
株式会社CIJ |
| 参加者 |
社内ブログを既に導入している企業、導入を検討している企業、およびブログ・システムを提供しているベンダーなど、計14名 |
| 司会・進行 |
株式会社ナレッジサイン 吉岡英幸 |
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株式会社CIJでは、社内ブログを既に活用されている企業、今後導入を検討している企業の方とともに、社内ブログによる情報共有のあり方を考える「社内ブログ活用研究会」を立ち上げました。第1回のテーマは「社内ブログの可能性を考える」。情報共有ツールとして、他のツールにはないブログの特性は何か。情報共有以外にどのような社内ブログの活用法があるのか。研究会では様々なナレッジを収集、交換することができました。 |
◆ 社内ブログ活用の実態 |
まずは、参加された各社の社内ブログに関する取り組みについて議論が交わされた。
9社中6社がすでに社内ブログを導入しており、3社が今後の導入を検討していた。
社内ブログ導入の目的はおおまかに「社内の情報共有」であるが、「技術部員同士の技術情報の共有」と、共有すべき情報の対象が明確なケースもあれば、「まずは全社員がブログを持ってなんでも情報共有しよう」というケースもあった。
ブログは、リアルタイム性、情報更新の容易さ、双方向性といった特性を持っている。しかし、既に社内ブログを導入している企業は、総じて「有効利用できていない」という感触を抱いている。「有効利用できていない」と感じる点は概ね次の3点だ。
1.
ブログがあまり書き込まれていない
2. ブログから有用な情報を得られていない
3.
情報共有としての投資対効果がみえにくい
たしかに個人のブログと違って、「自分から書きたい」というモチベーションには弱く、かと言ってナレッジマネジメントシステムのように、トップダウンで書き込みを強制するとブログ本来の良さが失われてしまう。
また、「情報にはフロー型とストック型があり、社内ブログで主に取り扱うのは、これまで軽視されがちであったフロー型の情報だ。」と多くの参加者が指摘するように、フロー型の最新情報を共有できる反面、過去の情報が流れ去ってしまうという欠点もある。 |
◆ 目的の整理と目的に合わせた指標 |
有効利用できていない」と感じる点にも挙がっているが、経営層を説得するためにも具体的なROIやKPIが示せないだろうか、という話がでてきた。確かに社内ブログの費用対効果を具体的な数値で表すのは非常に難しいが、まず社内ブログの目的を少し整理して考える必要がありそうだ。
下図は、研究会にて、日本IBM株式会社、人事
ラーニング&ディベロップメント部の松下氏からご提示いただいたものだ。
一口に「情報の共有」と言っても、
1.ノウハウの共有、2.会社の方向性の共有、3.マネジメント層の人間性の共有、4.社員の自己表現
などと細かく分けることが可能であるし、共有したい情報が具体的に何なのかによって、「有効利用」を図る指標も異なってくる。
たとえば、マネジメント層が考えていることを、社員に共有してもらうことが目的なのであれば、少数の情報発信者に対して多数の読者といった風にはっきりと分かれてしまっても問題はないし、投稿数もコメント数も多い必要はない。ところが、ノウハウの共有が目的であれば、多くの社員に、自分が持っている情報を投稿してもらう方がよいことになる。
目的\有効利用の指標 |
投稿数 |
読者数 |
コメント数 |
| コミュニケーションの活性化 |
○ |
○ |
○ |
| 情報の共有 |
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| 1.ノウハウの共有 |
○ |
○ |
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| 2.方向性の共有 |
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○ |
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| 3.人間性の共有 |
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○ |
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| 4.自己表現 |
○ |
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◆ 社内ブログはナレッジの生まれる「ゆりかご」 |
重要なことは、社内ブログはこれらの目的を達成するための手段の一つに過ぎないということだ。ナレッジマネジメントのツールとしては、ブログの他に、グループウェアもあれば、フェイス
to
フェイスの会合の場もある。他の手段と組み合わせ、ブログの特性をどのように活用していくかが問われている。
ブログの特性とそこに集まる情報特性を考えると「社内ブログはナレッジが生まれるゆりかごのようなものですね」(同 松下氏)という名言も今回のワークショップから飛び出したが、そのゆりかごの中から、どのように有用な情報を引き出していくのか、は別の作業として考えた方が良いのかもしれない。
「誰かがブログの投稿記事の中から、情報を適確にピックアップし、編集作業をする」というように、編集者のような役割の管理者が必要かもしれない。また、「フロー型情報をストック型情報に上手く結びつける、ブログエンジンの新機能が望まれる」かもしれない。
これらの具体的な手法については、次回以降でぜひ議論していきたい。 |
(文責:ナレッジサイン 森 天都平) |
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